「奥歯が痛い……」というとき、それは親知らずが原因となっている可能性があります。親知らずとは、永久歯がすべて生えそろった後に、奥歯のさらに奥の部分に生えてくる歯のこと。多くの場合、横を向いたり斜めに生えてきたりするため、痛みや腫れのほかにも色々なトラブルを招く可能性があります。
親知らずは必ず抜歯するものだと思われがちですが、実際にはそうとはかぎりません。抜歯するか否かは実際に見てみないと判断できませんので、まずは一度診察にお越しいただきご相談ください。
当院では以下のポイントをしっかり確認し、親知らずを抜くかどうか判断しています。
抜く必要がある場合 | ・横や斜めの方向に生えている ・手前の歯を強く押し、歯ならびが乱れている、もしくは乱す可能性が高い ・歯みがきしにくく、むし歯になっている、もしくはなる可能性が高い |
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抜かなくていい場合 |
・正しい向きで生えている ・咬み合う歯があり、問題なくつかえている ・まわりの歯に悪影響を与えていない、もしくは与える可能性が低い ・問題なく歯みがきができる |
親知らずを抜いた後には、以下のことに注意しましょう。
顎関節症とは、「顎が痛い」、「顎の関節がカクカクなる」、「口が開けづらい(開かない)」、「口の開閉時に痛みがある」などの症状の総称です。顎関節症と言っても、顎の筋肉痛のような軽い症状のものから、顎の骨の変形や開口障害など、手術を必要とする重い症状のものまで幅広く存在します。
顎の筋肉痛など一時的に痛みが発生しても、自然に治る場合もあります。
顎になんらかの症状がある現代人は多く、患者層も子供から高齢者まで幅広く見られる病気ですが、特に若い女性に多い病気であると言われています。
顎関節症の症状や原因は様々であり、その治療法も症状や原因により変わってきます。
症状の軽重に関わらず、まずはお気軽にご相談ください。