コラム

妊娠中でもマウスピース矯正はできる?

2025/05/14

日本橋駅から直結の日本橋高島屋S.C.にある【日本橋歯科・矯正歯科 高島屋S.C.院】です。
妊娠中は身体への影響が気になって、マウスピース矯正をしてもよいのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
今回は妊娠中でもマウスピース矯正はできるのか、注意点も一部ピックアップして解説します。


 

妊娠中でもマウスピース矯正はできる

一般的に、妊娠中でもマウスピース矯正を開始・継続することができます。
ただし、妊娠中は通常時とは異なり、心身共にデリケートな状態です。
妊娠中にマウスピース矯正をおこなう場合は、注意点をしっかり把握しておくことが大切です。
妊娠中の方でマウスピース矯正を検討する際は、歯科医師や産婦人科医にご相談ください。

 

妊娠中にマウスピース矯正をする際の注意点

歯科医師と産婦人科医との綿密な連携

妊娠中はホルモンの影響で、歯茎が腫れたり、出血したりする妊娠性歯肉炎を発症しやすい傾向があります。
また、つわりで体調が優れないこともあるでしょう。
矯正治療中に体調が悪くなった場合は、我慢せずに歯科医師に相談し、指示に従ってください。
場合によっては、産婦人科医との連携が必要になります。

 

レントゲン撮影の必要性と安全性

歯科用レントゲンの放射線量は非常に少なく、撮影時には防護服を着用することで、胎児への影響は極めて低いと考えられています。
ただし、必ずしも影響がないとはいいきれません。
そのため、基本的に妊娠中のレントゲン撮影は避けるのが安心です。
妊娠中に無理にレントゲン撮影をする必要はありませんが、レントゲンが必要な場合は、歯科医師と相談して、撮影のタイミングを決めましょう。

 

口腔内の衛生管理の徹底

妊娠中は免疫力が低下しやすく、虫歯や歯周病へのリスクが高まる恐れがあります。
そのため、マウスピース矯正中は、通常よりも丁寧に歯磨きをおこない、口腔内を清潔に保つことが非常に重要です。
デンタルフロスや歯間ブラシも併用すると、より口腔内を清潔に保つことができます。
また、妊娠中はつわりによって胃酸が口の中に逆流してしまうため、歯が溶けやすくなります。
これにより、虫歯が進行しやすくなってしまうのです。
つわりがひどく歯磨きが難しい場合は、最低限の処置として、マウスウォッシュを使用するとよいでしょう。

 

以上、今回は妊娠中でもマウスピース矯正はできるのか、注意点も一部ピックアップして解説しました。
妊娠中や妊娠した場合は、必ず歯科医師に相談し、矯正治療の開始や継続について判断を仰ぎましょう。 矯正治療について、ご不明な点や不安な点がある方は歯科医師にご相談ください。

当院では、患者様に対して丁寧な説明と正確な診断をおこない、精密な治療を提供できるように心がけております。
日本橋駅周辺で歯医者をお探しの際は、ぜひ【日本橋歯科・矯正歯科 高島屋S.C.院】までご相談ください。